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BTOパソコンとはBuild To Orderの略で自分の用途に必要な部品をカスタマイズして購入できるオーダーメイドパソコンです。
余計な機能を省いた低価格マシーンから、最強スペックのハイエンドマシンまで自分のお好みPCをカスタマイズしろ!!
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CASE
 BTO-PCを購入する際一番初めに選択しなければならないのがケースです。

 自分に必要なPCがデスクトップなのか?ノートのなのか?持ち運びや収納の必要性があればノート型を、そうでなければデスクトップ型を選択しましょう。

 ノート型は種類も少なく、取り扱っていないショップもあるのでコチラから選択してください。

 デスクトップ型は更にタワー型省スペース型キューブ型に大別できます。
 将来的な拡張性を求める場合は迷わずタワー型を選択しましょう。タワー型にはフルタワー、ミドルタワー、ミニタワー等がありますが設置スペースにあわせて選択してください。フルタワーはミニタワーに比べてスペースを取りますが拡張性はより高いです。
 狭いスペースにパソコンを置かなければならない場合は省スペース型を選択しましょう。またスタイリッシュなキューブ型でもいいかも知れません。ただしこれらのモデルは選択性・拡張性に乏しいので注意しなければなりません。

 静音ケースもお手ごろな値段で導入が出来るようになりました。またデザインや色は好みですので自分の好きなケースを選択しましょう。

 電源ユニットは各モデル標準のものでいいですが、カスタマイズ内容により高電圧の電源を必要とする場合がありますので中位が必要です。
MOTHER BOARD
 MOTHER BOARDは各ケース・各モデル固定で選択が出来ないショップ・モデルが多くあります。

 基本的にはMOTHER BOARDは標準のものでいいですが、BTO-PCが安定して動作するにはMOTHER BOARDが一番影響あるといわれています。価格コム(マザーボード)などで情報収集し選択するのもいいかもしれません。  CPUはMOTHER BOARDのチップセットにより搭載の可否が決まりますので注意が必要です。メモリやAGP、PCIなどの各スロット数が必要なだけ確保されているか、USBやIEEE1394などのポートが必要数あるのか確認してください。
 但し、選択したMOTHER BOARDによってはその他のオプションが選択不可能になる場合もありますのでご注意ください。

 また、安価な構成を目指す場合はLANやサウンド、グラフィック機能がMOTHER BOARDに搭載(ONボード)しているものを選択するがいいでしょう。
CPU
 CPUはコンピュータの処理速度にもっとも影響があるパーツであり、交換するのに手間と、コスト(他パーツ異なり追加でなく交換という形になるため)が掛かるためCPUは購入時にそれなりなものを実装しておくのが得策です。一方、使用用途によっては高速なCPUが宝の持ち腐れとなる可能性があります。

 映像編集や最新3Dゲーム、また、複数の高負荷なアプリケーションを起動し作業をする場合は最新のCPUを選択することをお勧めいたします。予算が許せばIntel Core2QuadシリーズAMD Phenomシリーズをお勧めいたします。予算がなければ安価で高性能なCore2Duoシリーズをお勧めいたします。

 メールやインターネット、WORDやEXCEL程度の作業でしたら最新の高価なCPUを導入する必要はありません。安価なCeleronシリーズSempronシリーズで十分動作いたします。もし予算があれば安価で高性能なCore2Duoシリーズをお勧めいたします。交換コストのかかるCPUですから購入時にそれなりなものも実装する事をお勧めいたします。

 各シリーズの中でどのCPUを選択するか。周波数やキャッシュにより値段や性能が異なります。これらはバージョンを示す型数字で表示されています。性能のよい型数字の大きなものを選ぶのがベターですがコストパフォーマンスのよい中位の物を選択するのがベストかもしれません。

 また、CPU-FANですが通常使用するPCでしたらオプション料金のかからない標準の物でいいのですが、連続稼動し高度な処理を行うPCでしたらCPUが焼け焦げないように性能の高いFANに交換するのが無難です。また静音性を求めるなら静音性の高いFANを選びましょう。
MEMORY
 MEMORYはCPU同様コンピュータの処理速度に影響があるパーツです。もちろん容量が多ければ多いほど、コンピュータが速く、安定もしますが、どれくらいの容量が必要でしょうか?

 WindowsXPでしたら512MB、WindowsVistaでしたら1GBは最低欲しいところです。予算があるならウイルスソフトなども起動するのでその倍程度は欲しい所です。
 また3Dゲームや映像編集ソフトなど高負荷なゲームを起動する場合、各ソフトに必要なMEMORYが記載されているので(パッケージやHP参照)、必要容量を用意しておく必要があります。
 MEMORYは比較的容易に増設が出来ますので最低限分選択しておくのでもいいかもしれません。但し、空きスロットがないと増設ではなく交換になりコストが余計かかりますから注意してください。
HARD DISC
 HARD DISCはGBあたり近年非常に安くなっています。

 動画など巨大なファイルを多量に保存しない限り、容量はそんなに必要はありません。最低容量を選択してもかまいませんが、将来性を考えましたらコストパフォーマンスの高い容量を選択してみてはどうでしょう?容量を金額で割りGBあたりの値段が安いモデル、160~320GBをお勧めいたします。

 回転数(rmp)キャッシュ(MB)は高い方がいいですが、それほど体感速度は変わりません。アクセスが非常に多くない限り回転数7200rmpで十分でしょう。

 タワー型でしたらHARD DISCは比較的容易に増設が出来ますし、省スペース型やノートPCでも外付HARD DISCという選択もありますので将来的に最低限必要な容量を確保しておけばいいでしょう。
 またパーテーション分割が可能な場合は、HARD DISCにトラブルが起きた場合に備えOSやアプリケーションをCドライブ、ユーザーデータなどをDドライブに保存できるように分割することをお勧めいたします。
DRIVE
 光学ドライブは沢山の選択肢がありますが必要に応じて選択したいと思います。

 ソフトのインストールのみに使用するならCDドライブでかまいませんが近年はDVD-ROMのソフトも増えてきてますので値段的にも差のないDVD-ROMドライブを選択してください。

 CD-Rを複製したり、データをCD-Rに保存したい場合はCD-RドライブやDVDの読み込みも可能なコンボドライブでもいいのですが、DVDの書き込みまで出来るドライブが安価で選択可能になっていますのでDVDスーパーマルチドライブなどをお勧めいたします。
 Blu-rayドライブなど次世代型ドライブはまだ高価なので必要がない場合は選択不要です。またメディアの複製などを頻繁に行わないのならダブルドライブにする必要はありません。

 フロッピードライブは必要に応じて選択してください。デジカメデータも簡単に取り込める多機能カードリーダー+フロッピーDRIVEが安価で選択できますのでお勧めいたします。
CARD
 基本的にビデオカードサウンドカードLANカードONボード(MOTHER BOARD搭載)のものでかまいません。(各種モデル・選択MOTHER BOARによってはONボードが選択できない場合もあります。)

 3Dゲームを行う場合はONボードのビデオ機能では正常に表示されないでしょう。各種ゲーム推奨のビデオカードを選択してください。またゲーム専用機をお勧めいたします。映像編集などを行う場合もソフト推奨のビデオカードを選択してください。またWindowsVistaにてAero機能などを動作する場合は対応のビデオカードを選択する必要があります。

 音にこだわりたい場合やオンボードを選択できない場合はサウンドカードを選択してください。入出力方法や性能により様々カードがありますがサイト上で確認できるので見合ったカードを選択してください。

 LANカードONボードのもので十分です。無線LANなどが必要な環境では無線LANカードを選択してください。(近年、無線LAN機能がONボードにより提供されているMOTHER BOARもあります。)

 TVを見たり撮ったりできるTVチューナーカードTVキャプチャーカードも選択可能なモデルもあります。ノートPCではワンセグチューナーが選択可能なモデルもあります。
SOFTWARE
 OSは、通常WindowsVistaWindowsXPが選択可能です。ショップによってはOS未選択可能です。
 WindowsXPは既に選択不可能になっているショップ・モデルもありますが、システムが安定していて、使用要件もVistaより程度で低スペック機でも軽快に動きます。Microsoftのサポートも2014年まで延長されましたのでしばらくは安心して使えますが、今後導入予定のアプリケーションや周辺機器がWindowsXPに対応しているか注意が必要です。
 WindowsVistaは現在使用中のアプリケーションや周辺機器などが対応可能か、各メーカーの対応状況をご確認のご検討した方がいいかもしれません。最新のAero機能を導入する場合は1GB以上メモリとONボード以外のビデオカードが必要です。
 WindowsVistaWindowsXPもパーソーなるユースであればHome Editionで十分です。

 OFFICE、その他のソフトウェアは必要に応じて選択してください。
OTHERS
 キーボードマウススピーカーは必要に応じて選択してください。使い慣れた現在使用の物を使う場合は未選択にしてもいいでしょう。

 液晶モニターは必要に応じて選択してください。19~22インチがお手ごろ価格でお勧めです。ワイド仕様のモニターも通常モニターなみの値段になっており選択可能です。液晶モニターは別途激安ショップなどで購入した方が安くなる場合もあります。

 プリンタなどの周辺機器が選択可能なショップもあり、割安で購入できるのであれば選択してもいいかもしれません。
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